2012年12月02日

NO.022 Power Bridge9(Volkl)

 前回のOrganix8 315が非常に打ち易いこともあり、このままでは自分が成長しないのでは?という危機感からもう少し、シビアなラケットを使ってみようということにしました。私の、安定を求めない冒険心と飽くなき向上心の賜物とはいえ、福沢諭吉が何人も行方不明になっております。

 かつてはCatapult10(現在のメインor NO.2)、DNX10 mid、Tour10 mid V-Engineなどの10シリーズも使用してきましたが、さすがに現在は93平方インチのフェイスや18×20のストリングパターン、320g以上の重さのラケットには触手が伸びませんねぇ。

 以前はラケットを選ぶ際、まずmidサイズから検討したものですが、今ではすっかり丸くなってしまいました。以前は怖い物見たさから、無謀な選択をすることも多かったです。地雷を踏まずにゴールすることを目標に安い風俗店へ通うこともありましたが、それが今ではサボテン栽培が趣味になっていたりします。しかし「いつでも一晩三軒梯子してやるぞ」というトゲトゲしさはサボテンとともに育んでおります。

 ということで、狙いは9シリーズです。実は今まで9シリーズは一度も使用したことが無いんです(それでフォルクラーかと言われそうですが…)。現状ではOrganix9が候補となるのでしょうが、まだ発売されたばかりで値段が落ちてないんです。黒基調で落ち着いた感じのカラーリングやスペックには興味があって好印象なんですがね…。ということでただ今値崩れ中、型落ちのPowerBridge9に白羽の矢を立てました。

Pwerbridge9.JPG

 カラーリングは「Ti Radicalじゃん」と言われそうですが、オレンジ色がHEADのものより暗く落ち着いた感じですので、カッコいいとは思いますが、派手さはなく大人のラケットという印象ですね。

 インプレです。芯を食ったときの感触はフォルクルらしい柔らかく、ホールド感のある、清々しいものですね。C10 Proに通ずる感触と言ったら分かりやすいでしょうか。ただ芯を外すと、手に残る振動と途端に失速するボールが顕著な素直なラケットというのが第一印象です。
 
 振り抜きはOrganix8 315に比べると格段にスムーズです。横振りのストロークもスマッシュ・ボレーといった縦振り系にしても、上記のmidサイズと違和感無く振り切れます。ストロークのスピン性能もスライス性能もいたってナチュラルというか、回転をかけただけ回転がかかるという素直な印象です。逆を言えば、強い個性が無いラケットですが、普通であることが一番の個性ですかね。
 
 ドラゴンクエストで例えると、間違いなく「僧侶」でしょうね、「勇者」ではないと思います。「勇者」だとレベルが高くなったときに、とんでもない呪文が使えるようになったりしますが、私がこのラケットでテニスのレベルが大幅に上がっても時速220kmのサーブは打てないですらねぇ。因みに私は初代ドラゴンクエストで、スタート直後の王様の部屋から出られなかった思い出があります(コマンドの「とびら」に気付かず…)。

 確かに修行にはいいラケットだと思います。現在の自分の力量が素直に推し量れるラケットだと思います。しかし私の場合、自分探しのためにラケット探しの旅を続けているわけではなく、私の力量を大幅に上げてくれる理想のラケットもしくはテニスが好きで、明るく笑顔が可愛らしくて、ナイスバディの女性を探すための旅ですので、残念ながら趣旨が合わなかった「いいラケット」だったと思います。
posted by はぶさん at 19:51| Comment(0) | Volkl | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NO.021 Organix8 315g(Volkl)

またまた久しぶりの更新です…。 なかなか継続的に・持続的に更新ができなくて申し訳ないのですが、それにも理由があるんですね。

 私は以前幼い頃から野球に親しんでおりました。父から「有名な選手はとにかくチャンスに強い」という教えを受けておりましたので、チャンスやピンチといったプレッシャーのかかる場面でどれだけ集中力を発揮できるかを念頭において、私は生活してきました。
 小学生時代の夏休みの宿題も始業式の前日に集中力を発揮しましたし、中学・高校時代の定期テストも前日に集中力を爆発させてきました。

 という訳で更新がこの時期になってしまったわけです。では現在が何かピンチなのかというと、ただの「金欠」です。理由は最後に分かります。  

 さて、今回のラケットですが、赤いボディに黄色い文字。かつてのVolkl Proを思わせるような雰囲気のラケットです。

 私もフォルクラーとしてProは使ったことがあります。ネット(コートのネットではありません)等での評判の高さから、新品を購入し、レザーグリップを巻いて、ガードテープを貼るなどして愛情を込めて使用したのですが重くて挫折しました(360g超でした…)。芯を食ったときの打球感はフォルクルらしくて柔らかいというか透き通った打球感で好きだったのですが…。

 そのリベンジの気持ちもあり、今回手に入れてしまいました。つい最近、試合に出場した際にボレーミスを連発…、1日に5試合もこなすと340g超のラケットではサーブやスマッシュでラケットを担ぐのが辛くて…。この年になってやっと黄金スペックに手を出す(メインラケットとして使い込むの意味)ことになりました。黄金スペックにこだわるなら、Organix8 300の方が数字的には近いのですが、黄色の文字の鮮やかさと300gでは軽すぎるのでは?という思いから、315gバージョンを選択したわけです。

organix8 315.JPG


 まずスペックです。フェイス:100平方インチ、フレーム厚:23mm、バランス:平均315mm、ストリングパターン:16×18、重さが現状(ガット込み)で334gとなっています。赤いラケットはやはりカッコいいですね。おまけに黄色い文字も個性を主張していて好印象です。まるで特捜最前線のオーディションに、ビキニ姿の写真を送付して臨んだ関谷ますみさんのような気合を感じます。正直テニスの試合よりレオニダス柏店へ行きたい気分です。

 ただフォルクラーとして情けないのが、赤ベースに黄色い文字といえばTour8 V-Engineなんですが、このラケットを使用したことがありません。これは人生で240番目の汚点ですね。

 外見に好印象は持っていますが、気に入らない部分もあります。それはフェイス面の形とシャフト部の間隔の広さです。DNX8やPowerbridge8もそうでしたが、フェイスの1時と11時の部分が膨らんでるんですよね。DNX8やPowerbridge8のあの形がどうにも好きにはなれず、興味は持てませんでした。どうもフォルクルらしい形ではないんですよね。フェイスの形はBabolatのラケットと全く同じなんですよ、奥さん。Catapult8 V-Engineはあんな形ではなかったのに…。でも色が赤くて黄色い文字なら同じデザインでも買ってしまう自分…柔軟性に富んだ思考力の持ち主ってことですね。シャフト部の間隔については、8シリーズは元来広いです。やはりV1シリーズの間隔がバックハンドを構えたときの左手に一番しっくりきます。

 さてインプレです。当方300gバージョンは使用したことが無いので、300gバージョンとの比較はできません。代わりにadidasのGTX PRO-Tとの比較をしたいと思います。
 
 第一印象はとても楽です。やはりフェイス面が20平方インチも違うと大きいですね、ボレーがとても打ち易いです。特にバックのハイボレーなどは、きちんとコートに返球できるし、それどころか攻撃すらできます。GTX PRO-Tでは、まずスポットに当たりません…。

 ストロークもとても打ち易いです。315gといってもトップライトなバランスの味付けですので、PURE DRIVEよりも重さを感じませんし振り抜きも良いです。ストリングパターンからなのか、スピン性能も問題なく、打感も不快な振動はほとんどありません。

 しかし振り抜きの良さと打感については、残念ながらadidasのGTX PRO-Tの方が遥かに勝ります。一緒にプレイする初対面の女性に興味を持ってもらうという意味でも、GTX PRO-Tの方が上でしょうね。「え〜、バトミントンのラケットですかぁ?」「そんなに、ちっちゃいラケットがあるんですねぇ」なんて台詞に対し、「フェイス面は小さくてもね、俺の…」なんて切り返しから会話が弾むこともあるでしょうからね。因みにこのやりとりをして、会話が弾んだことはありません…。

 それと今回のモデルチェンジ(Power BridgeからOrganixへ)で、嬉しかったことがあります。それはグリップエンドの表記・マークです。今回のOrganixシリーズはグリップエンドがフォルクルのロゴマークになったんです。おかげで試合前のトスでアップ・ダウンが分かりやすくなりました。これが今回の一番の改善点のような気がします。

 結論として、とてもいいラケットだと思います。一時期メインラケットに昇格したぐらいですから。でもこのラケットもすでに手元にはありません。それはもっといいラケットを発見してしまったからなんです。おまけにフォルクル卒業にもなってしまったんです。その辺りはまた来年くらいに綴ろうと思います。では、また。
posted by はぶさん at 19:46| Comment(0) | Volkl | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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