2008年03月11日

NO.005 PRESTIGE CLASSIC600(HEAD)

大学時代は、前回買ったWilsonのCOBRAを使用して遊びサークルを楽しんだ。でもテニスよりは楽器演奏や音楽CD・レコード収集の方に力が入っていたような。

 そんな私も大学卒業後進路を決め、とある学校で教壇に立つようになった。そちらの学校にはテニスが上手な先生(草トーのトーナメント荒らし)、テニスが好きな方がたくさんみえて自分も再度テニスの泥沼に足をとられることになった。現在を除けば、この最初に赴任した学校での2年間が一番テニスにのめり込んでいた時代だったし、一番楽しかったし、上手だったし、パワーもスタミナも金もあった。

 その頃プロの世界では、好きだったのレンドルの姿は完全に消えていた。当時は、サンプラス、アガシ、イバニセヴィッチ、クーリエ等のかつての若手達が上位に顔を並べていた。その中でも私が興味を持ったのはサンプラス、イバニセヴィッチの強烈なサーブだった。特に左利きのクイックモーションから放たれる弾丸サーブをもったイバニセヴィッチに憧れを持つようになった。サンプラスは、どのプレーもオールラウンドにこなす完成されたプレイヤーだったし、レンドルの弟子だったくせにレンドルを完璧に撃破した親不孝者なのであまり好きではなかった。その反面、イバニセヴィッチはサーブは物凄いのだがフォアハンドは貧弱、手足は長いのだがフットワークは貧弱…でも思い切りの良いハードヒットが見ていて応援したくなるキャラクターだった。私は当然彼が使用していた赤いラケットにも興味を持つようになった。
DSCF0007.JPG
 その赤いラケットは、HEADのPRESTIGE CLASSIC600である。私も野球をやっていたし、自称強肩だったのでサービスには自信があった。この私がPRESTIGEを使用すれば、サービスエースが大量生産できるのではないかと勝手に信じ込んでいた。もう社会人だから金はある、だから買えないことはないのだが当時このラケットはとても高かった。

 職場近くのスポーツ量販店の価格が38000円!ラケットにこんなに金をかけるほど俺は上手なのかという葛藤もあり、なかなか購入に踏み切れずにいた。でもスウェード調のラケットケース、威厳のある深いレッド、鮮やかな色のレザーグリップ…どれもがかっこよくほれ一目ぼれだった。まさしくプロモデルという格調高いオーラが感じられ、この値段にも納得はした。しかしその後も何度となくその店に何度か足を運んだのだが、手にとるだけで購入にはなかなか踏み切れなかった。

 しかしテレビで何度かイバニセヴィッチがサービスエースを決めている映像を見て決意が固まった。「もう買うしかない」と。このラケットでサービスエースを連発すればサービスキープが楽になる。そうすれば宿敵のK先生にも勝てるはずだと固く誓ってしまった。

 で、次の日いつもの量販店に40000円を持って買いに行った。するといつもそこに展示されていたPRESTIGE CLASSIC600が無くなっていた。代わりにPRESTIGE CLASSIC XLが新製品として展示してあったのだ。当時はXLの表記を見て、「CLASSIC600に比べて何かがでかくなってるはずだ」と勝手に解釈していた。XLを長さではなくでかさだと認識していた。当然かつてのPRO-MAXの悪い印象がよみがえり、新製品のXLには興味が持てなかった。だから「CLASSSIC600はもう買えないんですか?」とダメもとで店員さんに聞くと、「倉庫に在庫ありますよ〜。新製品が出ちゃったから、CLASSIC600は特価ですよ〜。」とのこと。「いくらですか?」「19000円でお願いしま〜す。」

 本当に嬉しかったですね。だって憧れのラケットが突然半額になったんですから。あまりにも嬉しすぎて、この店員は頭が弱いんじゃないのかって疑ってしまったほどでした。当然2本買いました。一本はすぐさまガットを張ってもらい、早速その週末に使用できるようにスタンバイしました。

 で、週末早速PRESTIGEを使用しました。スペックはフェイスが93インチ、重さが330gくらい、長さが27インチ、厚さ19mmです。これがすごく良かった。このラケットを使えばサービスエースが大量生産できるという思い込みが激しかったのもありますが、とにかくサービスのスピードが上がりました。それまで使用していたラケットとは比べようがないくらい振り抜きが良かったのです。確かその日は6本のエースが取れたような気がします。打球感もカーンって弾く感じではなく、しっとりとした感じで不快な振動もありませんでした。スピンが良くかかるという印象はなかったですが、スライス、ボレー、スマッシュは何の不満もありませんでした。その日「俺は一生HEADだ、PRESTIGEだ」って何回自分に言い聞かせたことか…。

 とにかくその後2年間は、私の不動のメインラケットでした。こんなこと書いてるともう一度使用したくなりますね(今現在は1本も所持していません)。
 
2008年3月11日

posted by はぶさん at 00:00| Comment(0) | HEAD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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